2010年5月14日金曜日

新潮文庫の柳田邦男/やななぎだくにお)氏の"壊れる日本人ーケータイ·ネット依存症への告別ー"

2010年05月13日木曜日18:58(01:58JST)晴れ/曇り 最低気温;11ºC、最高気温;19ºC、BARCELONA県から新潮文庫の柳田邦男/やななぎだくにお)氏の"壊れる日本人ーケータイ·ネット依存症への告別ー"柳田邦男氏の"壊れる日本人"は、おかしくなった日本人の鋭い分析をしていて、海外に長く住んでいる日本人にとっては、頷(うなず)くことが多い。やっぱり、日本人がおかしくなった理由は、大学受験勉強にあると思う。人間として、生活してゆくための、"人生"の勉強よりは、教科書(狂化書?)の暗記の勉強を優先している社会。現実よりは、教科書を視ている生徒たち。現実をじっくり観察することを、ないがしろにしている人びと。現場を軽(かろ)んじて入る人たち。それと、人びとのあいだの通じ合い(コミュニケイション)が、ちゃんと出来てい無い。お互いの考えていることや、感じていることを、はっきり、言わない。だから、お互いに、相手が何を考えているにのか、はっきりしない。正体不明の、個性不明の、人が多い。まあ。遠慮しているのだろうが、しかし、お互いに何を感じているのか、きちんと、言葉で、相手に伝える訓練が必要だと思う。自分の正体を相手に曝(さら)すのが、恥ずかしいとか、自信がないとか、おっくうだとか、怖いとか、なんか、人間関係が、間接的になっているような気がする。きちんと、ひとと、付き合っていない。なんか、形式的に付き合っている感じ。ひとと、きちんと、向かい合っていない。ひとと、避けている。ひとと、直接に接するのを、避けている。ひとと、ひとが、がちっと噛(か)み合っていない。ひとと、ひとが、歯滑(すべ)りを起こして、きちんと、動きや心が伝わっていかない。日本人は、遠慮や、謙遜から自分をきちんと、相手に出さない。自分を引っ込めている。自分を縮めている。それじゃ、自分は、相手にきちんと伝わらない。日本では、ひとと、ひとが、きちんと意思伝播していない。通じ合い(コミュニケイション)不能に陥っている。だから、日本社会では、お互いの意思がきちんと伝わっていかないで、意思(意志)分裂を起こしている。まず、家族の間から、お互いに、きちんと、意思疎通してみてはいかがだろうか? お互いに、いったい、本音は何を考えているのか、分からない家族が多いとおもう。家族のなかでも、上下関係に因(とら)われて、1個のひととして、平等に、付き合っていない。いつも、親と子の上下関係で、ひどい時には、親は、子供を、自分の "私物" ととらえている人が、けっこういる。子供は、親の所有物ではないのだ!! 子供は、一個の 独立した "ひと" なのだ。親も社会のなかのひとつの"ひと"にすぎない。親も "世の中" の "ひとつ" に過ぎ無い。子供も世の中の "ひと" に過ぎ無い。日本の家庭の中には、民主主義は存在しないのだ。日本の家族の中には、上下関係の封建主義が温存している。だから、日本人の民主主義は育たないのだ。まず。家庭の中から "民主化" しないと、だめだ。子供を "個友" に育てよう。親と子が、ひとと、ひととして、付き合うことは、できるはずだ。それには、弾圧者の、抑圧者の、おやの努力が要るが。まあ、おやを民主化しないと、生けないか? 日本の親を民主化するには、どうしたら、良いだろうか? まず、考えて診てください。まあ。自分を出す訓練。自分を剥き出す練習。自分をきちんと押し出して、相手に伝える訓練。自分を、表わす(顕す、現す、顕す、露す、著す、あらわす)訓練が必要だ。自分を潰(つぶ)すのは、もう、辞めよう。自分をきちんと生きよう。私を活きよう。自分を遺棄用するのは、止めよう。私を、活きよう。自分を、活きよう。我を、活きよう。自我を、生きよう。自分を解放(開放)しよう。

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