日本人の閉鎖性 : 留学生たちの日本嫌い
文春文庫の1990年版ベスト·エッセイ集 チェロと旅 日本エッセイスト·クラブ編集の
渡辺昇一氏の"留学生たちの日本嫌い"では、なぜ海外留学生たちが日本を嫌いになるのか、考えていない。
留学生に話を聞いてみると、日本人の友達を作るのがとても難しいらしい。日本人は、日本人学生は、
外国人だからといって、心に壁を作ってしまうらしい。同じ学生同士として、つきあえないらしい。
なんかよそよそしい。同じ日本住民として つきあえないらしい。同じ人間として扱ってもらえない。
いつも外人という他所者(よそもの)扱いされる。同じ日本に住んでる住民として見てもらえない。
同じ人間として観てもらえない。同じ市民として視てもらえない。いつも外人と特別扱いされる。
日本人は心が閉じていると感じさせる。日本人は本当のことを口に出して言わない。本音を言わない。
日本人は閉鎖的だ。日本人は形式的で、無表情だ。自分の感情をおもてにあまり出さない。自分の感情を
抑えていきている。日本人は、行儀を大切にするばかりに、中身の心を出すことをおこたってきたと思う。
形式を重んじる余り、肝心の"中味"(こころ)を表すことをなおざりにして来た。心を表さない人間は、
ロボットか、人形かもしれない。日本には、たくさんの日本人労働ロボットか、日本人 大人しい人形が
うじゃうじゃいる。日本には、たくさんの労働機械や、消費機械が、たくさんいる。日本人は、人間性を
忘れてしまったのかもしれない。人間性よりも、経済性を優先して来たからだろう。日本人は、経済"機械"
になってしまったのかも知れない。日本人は、経済を優先するあまりに、人間を閉じてしまったのかも
しれない。日本人は、お金に開けて、心に閉じた。お金に目が眩(くら)んでしまって、心を忘れてしまった
にかもしれない。経済動物ならぬ、経済機械人間に落ち込んでしまったらしい。日本にも拝金主義の動物
人間がたくさん棲んでいる。経済も大切だけど、それ以上に人間も大事なんじゃないでしょうか?
どうしたら日本人の心は、ひらくのかな?考えて診(み)て下さい。
2010年3月22日月曜日
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