2010年3月3日水曜日

スペインの個性豊かな人間動物園

個性豊かなスペイン人スペイン人には、個性豊かな人が多い。たぶん親があんまり子供に干渉しないからだろう。それとも社会が多様性に富んでいるからだろう。スペインには、奇人、変人、偏人、辺人、天才、奇才、鬼才、機才、気狂い、気違い、鈍才、英才、穎才、ばか、とんま、間抜けなどなど、実に個性的な人が多い。まるで人間動物園を見ているようだ。髭や髪を伸ばしっ放しの人、鬚を生やしている人、ヒッピー風の人、頭を丸刈りにしている人、長髪の人、ミニスカートのひと、長いスカートの人、雑誌に出てくるような装飾の様な服の人、流行りの服装を身に付けている人、仕事人(ビジネスマン)の背広とネクタイの人、冴えない平凡な服装の人、親戚か家族が亡くなった喪を表す黒い服を着ている人、活かしたかっこをしてる人など様様な服装をしている人びと 。 ピカソや、ダリや、ホアン=ミロなどの奇才、天才を生み出した国。みんなかなり個性自由に育っている。好き嫌いも、矯正しないで、そのまま育っている。日本は、好き嫌いを、親や学校の先生が強制的に、矯正してしまう。いわゆる個性の漂白化をしてしまう。これは、個性の弾圧か、個性の去勢化だろう。だから日本人には、個性の少ない平凡人間が、うじゃうじゃいるのだろう。日本人は自分の個性を引っ込めて、自分に窮屈に、自分の個性を縮こまって生きている。だから、個性豊かな人間にとっては、日本は、生きにくい、活きにくい。(逝きにくい?) 親や、学校の先生や、会社が、個人な人間をよってたかって、潰(つぶ)してしまう。個性を駄目にしてしまう。人間を精神的に弾圧する。人間を不自由にする。人間を"奴隷"にしてしまう。人間の個性(精神)を腐らせてしまう。世の中が、日本人社会が、個性をぶっ潰(つぶ)してしまう。日本は、個性の"強制収容所"だろう。みんなで寄って集(たか)って、天才や鬼才や機才や奇才や異才や偉才や異彩や、要するに非凡人間を弾圧する。なんて窮屈な日本の世の中なんだろう。みんなで、それぞれに、お互いの個性を潰(つぶ)し合っている。みんなでそれぞれに お互いの個性の足を引っ張り合っている。ドングリの背比べならぬ、ドングリの個性の叩き合い。日本人は、個性に関しては、サドマゾなみだ。これは、多分 日本人の平均主義からきているのだろう。みんな同じようでいないと、落ち着かない。異物、異人は、叩き出してしまう。異物や異人は、世の中や社会から、吐き出してしまう(掃き出してしまう)。要するに みんなと同じでない奴には、容赦しないのだ。つまり日本は全体主義社会(全体主義者会?)なのだ。とくに子供に対する親の弾圧がひどい。親の子供に対する干渉がひどい。親による子供の人権弾圧がまかり通っ ている。日本社会の女性への人権差別や人権弾圧もひどいけど、大人の子供に対する人権差別や人権弾圧は、もっとひどくて、日常茶飯事だ。親が子供に干渉しなくなれば、日本にはもっと天才や、奇才が増えるだろう。もっと個性的な人間が増加するだろう。なんだか今のままでは、つまらない個性の少ない人が繁殖している。なんか多くの日本人は、個性的に見て、つまらない個人が大部分だ。だから個性的な人間が多いスペイン社会を観るとちょっとびっくりするのではないだろうか。スペインは、人間動物園だ。みんな個性を剥き出して、伸び伸びと生きている。社会は個性がぶつかり合ってゴツゴツしているけど、個人はハツラツとしている。

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