2010年3月10日水曜日

スペインのカタルウニャ地方の2010年03月08日の大雪の影響

2010年03月10日水曜日 15:45 最低気温; 0'C、最高気温; 8'C、BARCELONAから
スペインのカタルウニャ地方の2010年03月08日の大雪の影響一昨日の2010年03月08日月曜日の大雪から、3日経った今日でも、大雪の影響はまだ残っている。
フランスへの鉄道は、BARCELONーGIRONAーFIGUERESまでは、復旧したが、FIGUERESーPORTBOU(フランス国境駅)は、いまだに不通だ。フランスへの国境の街 PORTBOU から FIGUERESまでは、替りにバスが運転している。だからBARCELONAからフランスへの国際列車は運休している。そのかわりに、バスが、BARCELONAから、SILS、CALDES、GIRONA、FLASA、FIGUERES、LLANCA、PORTBOU(フランス国境の街)などに運行している。
昨日の昼過ぎにフランス国境(LA JONQUERA)への一般道の国道が開通して、昨日のよるには、車の渋滞は20kmくらいだったのが、今朝は、10kmにへり、午後の現在は4kmに減った。フランスへ向かう高速道路は、昨日は、50kmくらいの渋滞だったのが、今朝は30kmから20kmに減り、午後の現在は、10kmにへった。高速道路も開通したようだ。これは、フランス側の高速道路が、安全のために片側1車線通行にしたためと、スペイン側の高速道路が、狭くて曲り(カーブ)が、くねっているせいだ。もちろん高速道路が標高が高いところ(300m?)を通っていて雪の被害を受け安い事が一番の原因だが。大型牽引貨物トラックは、高速道路を通らなければいけない。大型牽引貨物自動車の交通量はかなり多いので、いったん雪などの影響で渋滞ができると、この道筋は高速道路が、フン埋(ず)まりになってしまう。一昨日の渋滞で、約1万0000台の大型貨物自動車が、数珠繋ぎ(じゅずつなぎ)になって50kmもの行列になってしまた。その間大型貨物トラックの運転手は長い車の行列の中に閉じ込められて、2日も3日も、身動きが出来なくなる。国境付近で、大型貨物トラックが、非常に長い行列を作っているのは、壮観な風景だ。運転手は、にっちもさっちも往かなくなり、ただ待つだけの、待ちぼうけ。
一昨日の2010年03月08日の16:00頃からの停電から、やく3日たった現在でも、いまだに10万0000世帯の住宅が停電状態だ。4本の20万0000ボルトの高圧送電線が切断され、25塔の送電塔が倒壊した。電気が来ないので、店はシャッターを降ろしたままだ。だから住民は買い物も思うように出来ない。おまけに、固定電話や、携帯電話も通じないので、孤立してしまう。食糧品店の、とくに冷凍食品を扱う店は、冷凍食品が解凍してしまうので、商品がだめになってしまう。住民の冷蔵庫も電気が停ってしまうと、食料を保存できなくなる。いまは、冬で、まだ寒いから、まだましだけど。食糧が腐らないのでいいけど。

0 件のコメント:

コメントを投稿