2009年12月2日水曜日

スペインの第1印象

フランスから陸路でスペインに入国すると、何かが がくんと落ちるのを感じる。たぶん生活程度だろう。フランスは、小綺麗だけど、スペインは、小汚い。フランスは、お高くとまっているけど、スペインは、良くも悪くも人間臭い.スペイン人は,あちこちにゴミを捨てる.空き地にも、道路わきにも、通りにも、バーと呼ばれる大衆喫茶店の床にも、あちこちゴミだらけ.フランスは、みんな見えを張って、つんつんしていて、上品だ.スペインは、小きれいで,小汚くて、ちょっと下品だけど、人間らしい.それでもスペインが、欧州連合(EU)に加入してから、国がかなり豊かになった。昔は自動車と言えば,国産者のイタリア資本のセアットばかり。国産者を保護するために、輸入制限していたらしい。今は,高級車のドイツのBMWや、メルセデス=ベンツが、たくさん走っている.フランスのルノーや、プジョーや、シトロエン。ドイツのボルクス=ワーゲンや、(オペル)や、オウヂ。アメリカ合州国のフオードや、オペル。スウェーデンのボルボや、スカニア.日本車の日産や、トヨタや、ホンダ。韓国車のヒュンダイや、ダエウウ。これらの車は、国内生産しているのもある。道路も昔は幹線道路でも、穴があいてて、ぼこぼこの道がけっこうあった。今は,欧州連合の開発資金で、社会基盤が整備されて、道路も、鉄道も、空港も,とてもきれいになった。ヨーロッパの中の経済後進国から、経済中新国になった。 おれの初めてのスペイン入りは,フランスから、北スペインのイルンへと入国した.だけど道路の写真を撮っていたら、たまたま、ガーデア=シビルと言う軍隊警察の巡回中の車を撮ってしまい,軍隊警察が、止まって銃を持って俺を囲んでフイルムを渡せと言われて,嫌だと言ったら,車の中に連れ込まれて,軍隊本部まで連行された.そこで荷物や旅券(パスポート)を数時間にわたり、徹底的に調べられて,結局フイルムは、没収されて,ほうりだされた。あとで北スペインのバスク地方は,テロリズムが活発で、テロリストの攻撃目標のガウヂア=シビルが、テロリストらしい?容疑人物の不審な?旅行者の俺が,彼らの写真を撮ったので、神経をとがせらせて、機関銃を持って俺を八方から囲んで、取っ捕まえたらしい。ひどい迷惑だ.でも事情が事情だから、あとでテロリズムの話を聞いて、納得したけど.けちょんけちょんにめげて,ふたたび気を取りなをして道路わきでヒッチハイクを始めたら,近所のおじいさんが、家に招待してくれて,熱いシャワーを浴びさせてくれて,カキなどの海産物の御馳走を食べさせてくれた!しばらくくつろいで、ふたたび夜にヒッチハイクを始めた.ちょうどその日は,しょうがつだった。おじさんの話によると,正月にはだれかを家に招待して、御馳走する習慣らしい.地獄の経験のあとの、ホトケの経験で,天国と地獄を、同じ日に経験した.これが初めてのスペインの体験だ.嘘のような,本当のはなしだ。それからヒッチハイクで、拾ってくれたのは,4人のフランス人の若者たちで,サンセバスチャンに着いて,バーで飲んでいたら、近くのまちのスペイン人の若者と知り合いになって,かれらのアパートに泊まって良いと,カギを渡してくれた.それでその夜は,かれらとその知り合いになったスペイン人のアパートに泊まった.世の中は何が起きるか分らない.翌日まちに行って,車を街の中心の通りに停めたら,警察が牽引車で持って行ってしまい,高い罰金を払わなくてはいけなくなったが、知り合いのお母さんに連絡して,警察に話をつけてもらい,外国人だから事情を知らないからと、罰金は免除してもらった。やっぱり地元の人は,揉めごとに強い.ふんだりけったりだ。こpれは、本当にあった話だ.

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