2010年2月25日木曜日
スペイン人の利己主義習慣
自分勝手(利己主義)のスペイン人スペインで生活していて、嫌なことのひとつは、スペイン人の利己主義習慣だろう。日本人のようには、相手の事を考えない。自分の事だけを考えて、相手のことは無視。他人を無視する習慣。自分の都合の良い時には、ちゃんとやってくれるけど、いったん自分の都合の悪くなると、とたんに、相手の都合を無視する。つまり、自分の都合を再優先する。これは、当たり前と言えば、当たり前だが、自分の都合が悪くなると、とたんに、つっけんどんになるのは、うんざりする。日本人は、自分の都合が悪くなっても、相手の都合のために、がまんして、やってしまうだろう。こっちは、平気で、相手の都合の悪いことをやる。自分の都合さえ良ければ。ひんぱんに、相手がこっちの都合の良い事をやってくれないと、いらいらしてくる。がまんが、肝心だけど。たとえば、銀行などで、馴染みの客から、いきなり新しい手数料を取ったり。たとえば、自分が何かものを売りたい場合は、できるだけ高く売りたがるし、その同じものを買う場合には、できるだけ、安く買おうとする。その相手が俺の場合は、その自分勝手にむかつく。日本人社会が、何かやる時に、多くの事がスンナリ行くのは、この日本人が相手の事を考える習慣に寄ることが大きいと、スペインにいると、発見できる。スペインで、おおくの事がスンナリ行かない。何かやる時には、必ずすんなり行かない。世の中が、ぎくしゃく動いている。人びとがぎしぎし動いている。人びとが、がちがち 噛み合っている。手応えがあると言えば、手応えがあるが、物事がすんなりと行かないと、イライラしてくる。だからみんな欲求不満の我慢嫌いなのだろう。みんな 我慢する事が苦手だ。日本人は、自分の内側に我慢をためてしまう。スペイン人は、我慢を外へ出してしまう。精神衛生上は、スペイン人のように、我慢しない方が良いと思う。日本人は、我慢し過ぎだ。世の中はすんなり行くけど。スペイン社会はぎくしゃくするけど。どっちも行き過ぎだと思う。企業の場合は、生産者の都合の良いものを消費者に売りつけたがる。消費者の都合をあんまり考えない製品がけっこうある 。壊れやすい製品。消費者の使い勝手の悪い製品。そんなにひどくはないけど、けっこう消費者の利益を無視したことをやる 。だから店には、法律で、苦情申請ノートを置くことが義務つけられている。知らないと、そんな物はないと、白を切る。けっこうひどい事をやるところもある。
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